バブル世代が親になって戻ってきた

バブル時代というのは1980年代から90年代初頭を指します。当時、タクシーにほんのワンメーター乗って1万円で支払いおつりはいいよというお客さんがたくさんいたというのですから、その時代の裕福さが伝わってくるでしょう。

その当時大人気となったスキー映画の影響もあり、スキー場はバブルの恩恵にあずかった若い人たちがこぞって訪れていて、人気のゲレンデは宿泊の予約を取る事が難しいほどの盛況ぶりでした。クリスマスにスキー場で過ごすというのが当時最先端を行く若者、カップルのイベントで、クリスマスにはカップルでゲレンデ近くのホテルに宿泊し、スキーを楽しむということがトレンドでした。

このバブル期に若者だった世代が今、親世代です。40代、50代というバブル期を経験したスキー大好き年代が大人になり子供を育てスキー場に、今、帰ってきているのです。親として大好きだったスポーツ、レジャーを子供にも体験させたいと願い、スキー場に家族で訪れ、自分が得意だったスキーを伝授する、こうした図式が出来ているため、ここ数年、スキー人気がぐっと上がっているといえます。

バブル絶頂期に流行した出来事は、この世知辛い年代に流行らないといわれますが、スキー場は、低迷期を乗り越えるための努力を重ねてきました。この努力も、実はスキー人気復活の縁の下の力持ちとなっていたのです。